利用者の自立した生活を支援し、社会参加を促進するために、障がい者施設で働く介護職はさまざまな業務を行います。仕事内容は、利用者の障がいの種類や程度、施設の種類によって異なりますが、基本的には一般的な介護施設と同様に身体介護、生活援助、レクリエーションの企画・サポートなどが中心となります。
身体介護とは、食事、入浴、排泄などの日常生活における動作をサポートすることです。食事の介助では、利用者が自分で食べやすいように食べ物を切ったり、スプーンやフォークを使って口まで運ぶのを手伝ったりします。入浴の介助では、洗いにくい部分を洗うのを手伝ったり、転倒しないように見守ったりします。生活援助とは、利用者が日常生活を送る上で必要な支援を行うことです。掃除、洗濯、買い物などの家事のサポートや、金銭管理、服薬管理などの支援を行います。また、利用者の生活がより豊かになるように、レクリエーションの企画やサポートを行うことも介護職の業務の一環です。ゲーム、音楽、工作、スポーツなどの活動を通して、利用者の楽しみや生きがいを創造します。就労継続支援事業所A型やB型、就労移行支援事業所では、これらの業務に加えて就労支援も行います。企業との連絡調整、就職活動のアドバイス、職場での人間関係の相談など、利用者が円滑に就労できるようサポートします。このように、利用者の状況に合わせてきめ細やかな支援を行うことが障がい者施設で働く介護職の主な仕事です。